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老朽化が進んでいる103系・113系・115系の置き換え用として、2000年3月から投入された。 車体形状や装備の違いにより、通勤タイプと近郊タイプの2つに大別できるが、前述の通り両者に性能的な差はない。車体の製造方法や制御装置に個体差が見られるが、これは209系などと同様に基本仕様のみを統一し、車両メーカーによる若干の仕様の違いを許容した事によるもので、車両製造コストの削減に寄与している。
集電装置としてシングルアーム式パンタグラフを採用している。また、TIMS(Train Information Management System)と呼ばれる列車情報管理システムを搭載している。
ドアの開閉時には209・E217・E501・E531系と同様のドアチャイムを採用している。また客室内にはLEDや液晶ディスプレイ(山手線仕様500番台車のみ)によって運行情報などを表示するシステムがある。この他、湘南新宿ライン・東海道本線(東海道線・横須賀線・山手線)・東北本線(宇都宮線・高崎線・常磐快速線)、及び800番台の乗り入れ先である東京メトロ東西線などに於いては自動放送が行われている。
内装は東急・新津製がアルミ系、川重製がプラスチック系で、やや黄色い。また、近郊タイプの東海道仕様は、前面マスクの形状が変更となり、ドア上部に開閉時に点滅する装置が取り付けられるなどの変更が行われている。
関東近郊線区のみの活躍でありながら、すでにJRグループで同一系列の最多配置両数に達している。 |