リバイバル急行撮影遠征 第三部
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第三部

 私自身としては、これまでずっと新線経由で行き来していたので、初の乗り鉄区間となります。

列車の本数からして少し予想外でもあった、少し建物がこみあった沿線の車窓を眺めていると、いつのまにやら長与駅停車のアナウンスが。途中駅ではここが一つ目のドア扱い駅となります。
外に出ての撮影のチャンスはもちろん、なかなか下りる機会のない駅だったので降りてみることとしました。
「階段が一番近い?」とかゴーハチさんが仰っていたと思ったので、共に一番後ろのドアから降りてみましたが、実際は真ん中が一番近かったです(^^; 停車時間は10分ほどでしたが、撮影の関係でホームを跨ぐための階段にさしかかったとき、自然と急ぎ足になって移動しちゃってました(爆


オーソドックスに編成写真を1枚。(10:20)

またまたキハ200と並びました。(10:22)

出発4分前には定期普通列車との並びも撮れ、無事定刻で長与駅を発車。
長与駅を出ると、それまで建物がこみあっていた沿線は一変し、みかん畑や海・山がすぐ近くまで押し寄せるような、同じ路線とは思えないような車窓になりました。
そんな沿線では、よいロケーションで撮ろうと撮影に回っていたファンが三脚構えて、私たちの乗っている列車を狙っていました。 きっと、予定では自分もその中に居たことでしょうが、当日の通過時の天候は曇。「乗り」でも正解だったな、と思いました(^^;)

喜々津からは短いながら複線区間に入り、エンジンが高々と唸ります。諫早で4分停車ののち、またまた単線となった長崎本線を北上します。
ここで、「出島」号の記念弁当として「トルコライス」が配布されました。
乗車料金を一銭も払っていないというのに、いただいちゃって本当に申し訳ない感じでしたが…(^^;

次のドア扱い駅の多良までは配布された時刻から到着時刻まで45分もあったので、ゆっくりまったり食事。とはいえ食べ終わったころには肥前大浦のあたりまで来てました(汗) ちょっとゆっくりしすぎましたかね!?

それから車窓から見える有明海を望んでいると、11時50分ごろに多良に到着。
この駅は去年のトワイライトエクスプレス来崎の撮影のときに一度訪れていて、跨線橋の位置は把握していたので、ゴーハチさんと共に到着前より一番前の扉から降り、「ゴハチニハチ」の姿を収めました。


跨線橋より、駅名標を入れて撮影。(11:57)

10分間の停車の後、次は肥前浜を目指して出発しました。 どのあたりからかは忘れましたが、この駅間の間から曇り空は一切消えて、快晴に近いほどになりました。

途中、「かもめ」も停車する肥前鹿島駅も通過して、肥前浜駅に停車。
途中駅でドアが開く駅はここで最後でしたが、一番端っこのホームとなり、最後に足回りまで入れた写真を撮ることはできませんでした(^^;
その分、ここで新旧形式の「かもめ」との並びをホームを挟んでできたのでよしとしましょう。


青空の下、「出島」がたたずむ。
(12:15)

「かもめ」と「出島」の一瞬の並び。(12:18)

肥前浜を出発したあとは、終点の博多までドアは開きません。
途中の肥前山口駅では運転停車。ドアは開きませんでしたが、発車時には、なんと自動放送で「急行、博多行きが発車します!」とか言ってましたw 肥前山口の駅員さん、ナイスです(爆)

その後、あまりにも天気がよく、日光が直接上半身にあたって気分が悪くなりそうになったので、移動してちょっとだけ目を閉じてみると…起きたら中原駅に停車していました。またもや「かもめ」の退避のようでした。窓越しに外を見ると5〜6名ほどの撮影者が。乗車していなければ、今ごろ外で撮影していたことでしょうが…。
15分ほど停車だったようで、個人的にはここでもドアを開けて欲しかったです><;

中原を出発すると、鳥栖までエンジンを唸らせていきよいよく走っていきました。
鳥栖からはいよいよ鹿児島本線に合流しましたが、列車の走る本数が元々多いせいもあってか、さほど飛ばさない間に弥生が丘駅に退避。リレーつばめとゆふいんの森号の通過を待ちましたが、「ゆふいんの森号との並びが撮りたいなあ…。」なんてことを停車中に思ってしまいました(ぁ

その後、原田で退避し、二日市で本線に3分停車。走行に関しても大して速度を上げないまま、ノロノロとした調子で14時29分に博多到着となりました。
博多駅には3番のりばに到着し、5分ほど停車して14時34分に竹下に向けて、博多を去っていきました。
ゴハチニハチ共に、長崎から博多までの運転、お疲れ様でした。


博多を去り行く「出島」。(14:34)

それから私たちも改札を出た後、ゴーハチさんは小倉にある鉄道ショップに向かう用件があるようで、一度お別れとなりました。私はこの後は定期運転はラストランとなる「0系」の撮影をすべく、博多駅に残ることにしました。
しかし、0系の到着は18時20分ごろ、分かれたころはまだ14時40分ごろ・・・。

どう暇を潰そうか悩みましたが、疲れていてとりあえず座りたかったので(^^;)
駅の中にあるマックでコーラを頼むなり、イスに腰掛けていると… いつの間にか寝てました(苦笑)
入店時にいた周りのお客さんもまるで変わってしまってて、時計を見ると…16時30分。どんだけ寝てるんだ、って話ですが。。(アハハッ

0系の博多駅到着も2時間を切って、入場券で入るのにもちょうどいいかなと思い、入場券を購入して再び改札の中へ移動しました。
早速、新幹線のコンコースへ行くと・・・。特設のグッズ売り場には人がいっぱい。報道陣も詰め掛けてました。
ホームに上がれば、すでに多くの人がカメラを持って到着を待っていました。
さすがに自分はあそこまでは入る勇気もなく(^^; まともな写真が撮れそうになさそうな予感もしたので、あきらめムードになっちゃいました(^^;
すると、リハーサル?で放送していた司会のお姉さんが「まもなく13番線に九州新幹線直通の新型車両が…」
といいました。。
「…え??今なんていった?」とか思い、JRの関係者さんにこれについて軽く質問してみましたが、あいまいな答えをされちゃいました(´・ω・`)

でも、わざわざリハーサルでこんなことを言うのだから…と思い、並びが見えるかも!?と期待して、0系の到着するホームより向かいのホームに移動。
それから1時間の間に報道陣専用のスペースにも撮影のひな壇ができ、一般者用の撮影スペースにも入場制限が・・・。
0系到着20分前には、一度分かれたゴーハチさんとソニック885さんとバッタリ。しばらく話をしている間に、いよいよ0系がやってきました!


報道カメラマンも熱心に撮ってます。(18:23)

途中、自分たちのいるホームにも新幹線が停車し見えないときもありましたが、10分ほどしてから、九州新幹線直通車両のN700系7000番台が到着!
この車両の試運転情報は入らず、これが初の撮影となったので、ちょっと興奮してしまいました(^^;


N700系7000番台と0系の並び!!(18:31)

4分間ほど0系と並び、先にN700系7000番台は去っていきました。
その5分後には、ついに0系が「いい日旅立ち」の流れる博多駅を去っていってしまいました・・・。


人が多すぎてこんなのしか撮れませんでした><;
(18:40)

これでこの日撮るものはすべて撮ったので、博多から快速列車に乗って自宅へと帰りました。
最後に… 「出島」の乗車権をくださいました方、どうもありがとうございましたm(_ _)m
そして、29日にお会いしましたKAMOMEさん、両日お会いしましたゴーハチさん、及びその連れの方々、また44年間走り続けた0系新幹線、お疲れ様でした!

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